【NPO法人ケアリフォームシステム研究会】全国大会in兵庫に参加してきました

こんにちは e暮らすホームの羽賀です

 

7月5日、6日に兵庫県加古川市で開催された身体が不自由な方とそのご家族や、福祉の専門家、メーカーの方々と一緒にケアリフォームや福祉住環境について考える

【NPO法人ケアリフォームシステム研究会 第21回全国大会in兵庫】に参加してきました。

ケアリフォームの実例と障がい者のファイナンシャルプランニングを中心とした講演が行われました。

障がい者の住環境を考えるためにも、FPの方から大事なお金のお話

 

事故や病気で突然障がいをもち仕事ができずに収入がなくなったら?障がい者のためのファイナンシャルプラニングはどうするか、

介護保険は65歳からしか使えない、どんな公的資金が使えるのか、障害を持つことになった状況や社会保険、国民保険の加入状況、

知らないことがたくさんありました。介護改修では住環境のことだけでなく、本人、その家族の障害の暮らしまで寄り添っての

提案が必要であることを改めて認識しました。リフォームする資金はもちろん、生活のための資金繰り方法を学びました。

 

会員の事例発表では、会で学んだことを実践したアイデアを共有してもらいました。この会の良いところでもある、介護改修の

事例の豊富さがより良い提案をつながっています。

 

賛助会員メーカーによるリフォーム商材、福祉用具の実演は簡単にできて事故を防止し、暮らしやすさを改善できるアイテムが
紹介されました。

顧問の松尾先生の講演では、自立(律)のできる住環境の提案が、楽しい人生を作ることができること、受傷から受容、そして自立
まで実体験をお話しいただきました。介護を考える前に何がしたいか、何ができるかから考えること、その中で出来ないことの
介助を考えることが、生きる意欲に大きく影響するとケアリフォームの姿勢を学びました。


パネルディスカッションでは、事故で脊髄損傷を受傷し首から下が麻痺しているお二人の方を交えて、お金の申請に関しての
実体験をお話いただきました。
障害年金、給付金、控除などは申請しないともらえないシステム
住環境コーディネートだけでなく、どんなときにどんな公的資金が使えるのかアドバイスすることが必要です。
申請にあたってはそのリフォームが必要な根拠をキチンと示す資料を作ることも保険金支払い減額から守るために大切だと
知りました。
何より地元の工務店が、しっかりやっていかないと、障がい者だけでなくそのご家族も守れないことをしっかりと叩き込んだ
2日間の行程を終了しました。

最後に会の運営をしていただいた役員理事の皆様と実行委員長林工務店様に感謝申し上げます





 


 

 


 

 

 

 

 

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